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中野学校
4. うどんの教室 (中野学校) 3杯目


さあ、今回の旅の目的の一つ、うどん学校の入学です。前もって願書を出していたのですぐ入学できました。(そんなたいそうなことないやろ)中野学校、何や戦争中の諜報員の秘密教育の学校と同じ名前でモールス信号でも教えてくれるのかしら。生徒は十四、五人で始まりました。先生も慣れたもの、前もって用意してくれている「生地」を一人一つずつ配って、伸し、切り、と説明、まーとりわけ説明する事もなしにうどんが一人分できました。其の後に、各グループに一とセット、ボール入ったうどんの粉と塩水を貰って生地を作る実習です。谷木さんのグループは、素人の福森さんが代表で作業にかかりました。福森さん、先生に誉められ頑張って一人張り切って挑戦していました。どうも簡単にうどんが出来たので自分ではもう一人でうどんが打てるように思っているようです。なんや、うどんは簡単や。

其の後、場所を替えて自分で打ったうどんを、鉄鍋で湯掻いて、釜揚げにして食べるのです。美味い、美味い、やはりうどんは自分で打たなあかんな(福森)うどん、て思たより簡単や、これやったら俺蕎麦も打てると思うわ独り言をぶつぶつ言いながら、三杯目のうどんを食べてはりました。






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しばしスケッチに熱中


宮武うどん
少し並んでいたが時間がないのでパス




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5. 西讃岐のうどん(1)
 (彦江製麺所 ) 4杯目


谷木さんたち、三人はああ、腹も大きくなって、うどんの免許も貰って、さ今度は腹を減らさないと次のうどんが入らないで:::中野学校を出た所で今日の案内人(谷木さんの従兄弟)和人君と落ち会い、和人君の息子さんと五人連れで腹こなしに、金毘羅さんに参る事にしたのです。そんな事言うたら、バチ当たるでそれでも、えらい階段やな何や、かんやと言いながら揃って本殿まで、谷木さんは其の手前で、スケッチ(旭社本殿)
おい、そろそろ降りよか今日の予定、後二軒のうどん屋を探そうと出発ここで皆さんに断っておきますが、谷木さんは本当に「方向音痴」です。今回の旅も何処にうどん屋が有るのか、行った所が何処なのか本間に知らないのです。谷木さんが知らなくても、「歩さん」がしっかり覚えておけば良いようなものですがそこが、又「歩さん」も音痴と来ているのです。この旅日記を見て店を探そうと思っている人が居たら、諦めて下さい。まあそんな人居らんでしょうが だから、文中に、はっきりとした、地名は出てきません。ちょっと、お断りを、うどんについてはうるさい和人君の案内で(注)和人君は丸亀の生まれで、根っからのうどん好き一日一回はうどんを食べるといううどん人間です。この処うどん仲間では有名な「宮武」へ其の店は、道路から少し入った普通のお家、其の前に行列、其の先に床几(さぬきでは縁台と言う)に腰掛けて待っている人が二十人くらい、店の中には食べている人のほかに、鉢を持って待っている人がいっぱい。「どうする」 並ぶか………どうする  次いこか………どうする  次に行こ、次に行こ  そうしょう、そうしょう。行こ、行こ  そうしょう、そうしょう。
やかましな、行くんだったら、黙って行け。で次のうどん屋へこのうどん屋は、和人君も初めてで、TVの「どっちの料理ショー」(そんな料理番組有るのかどうか知らないけど)に出た所らしいややこしい、細い道を通って田んぼの中の道の横に立っている一本の「手打ちうどん」といた幟が目印……お、お、お此処と違うか和人、ここ普通の家やで、と谷木さんが車の窓から首を出して(和人)そこで聞いてくるわ あんちゃん此処やと おーい福森さん、戻っといでー注 谷木さんは田舎では、んちゃん、と呼ばれているのです。「あんちゃん」か「 隆明のあんちゃん」が通り名です。現場で偉そうにしているあの谷木さんが:::おかしい事ですね。アハハハ………和人君がさぬきの訛りで「此処でうどん食させてくれるん………」と、農家の「かど」(注)「かど」さぬきの田舎では家の前の広場を「かど」と言っていました。で薪を割っているおじさん おっさん)に聞くと、悪いなー今日はもうしまいなんじゃー えー、そんなあほなー今日は特別に午前中だけにして、昼から「法事」じゃ又来てや……おじさんは又、一人薪を割っているのでした。おい、和人次探そ、他に有るやろ。 今度のうどん屋は、和人が前に探したけれども何処か判らない所だったので、諦めて帰ったと言う、幻のうどん屋に行く事になりました。川の横の道を走っていくと前に、赤い車が止っていました。
其の先が行止りらしい、此処でUターン。どうも、前の車もうどん屋を捜している様子、同じ、和人と同じ本を持ってはるで、車のbヘ「神戸」 世の中同じ事と考える人、居てるんや、なー道端に車を止めて、この辺と思うんやけど、この本に書いてある、神さんがこれと思うで。おばちゃんに聞いてみよう。此処や、此処から歩きや、おい、あそこに、二人、人が立っているで、プレハブの平屋で、工事現場の事務所みたいな建物が、うどん屋、「彦江製麺所」でした。我々の行く前に、二人並んでいました。丁度時間で、中に入れてもらう事が出来ました。中は、2/3が作業場残り1/3を使って、うどんが食べられるようにカウンターが壁側に取り付けてあるという作りになっていました。あくまで、製麺の作業場が主で、其の横でうどんを食べさせて貰う、こんな感じでおじさん一人が、もくもくと、働いていました。伸し、切り共機械を使っていました。其の横手には、うどんを茹でる機械「四角いステンレスの箱」が有りおじさんが、打ち、湯掻を担当、奥さんらしき人がうどんを洗って、鉢に盛ると言う配置でお客が、うどんの鉢を持って、おばちゃんに「小」、「大」、「あついの」、「つめたいの」と告げてうどんを入れてもらい、側の土間に直に置いて有るガスコンロに大きな、アルミの鍋がかかっていて、火が点いていました。其の鍋から自分で好きなだけ汁を掛けて、自分の席に戻る。其処で、薬味の葱、天かす。生姜等を適当に入れて食べる。
谷木さんは、神戸の震災の炊き出しを思い出していました。(二人組みのあんちゃん)「おばちゃん」てんぷらは(おばちゃん)「ない」「朝に売り切れてしもうた。」有るだけ売ったらもうしまい、そんな感じでした。
カウンターの上の刻み葱と七味唐辛子を振り掛けて、さ食べよで………運が良いな………打ち立て、の湯掻きたてやで。小やから丁度良かったな ウ、ウ こりゃ……美味いで 美味い、美味い、汁飲んだら次食べられへんで、しゃけど、ええ出汁やなーこんぴらやの汁、
辛らかったなー,ここの出汁美味いわー さっきの二人、もう一回並んで食べてるわ、神戸のうどん食いも後から此処探して来たんやなーあの時声かけてやれば良かったのにー知るかーほっとけ 冷たい谷木さんたちでした。(和人)美味かった。今度又ここに来よう。そやけど、「運」がよかったな、宮武で食べなかったからと、次の店が「法事」やったから、時間が丁度良かったんや。(谷木さん)和人次行くで今日の晩、泊まる所へ先に行こか 谷木さんたち一行の今日の晩泊まる所は四国の健康村、其処の駐車場へ、車を止めて、和人の車に皆んな乗って、今日の最後のうどんを食べに行こか。そうしょう、そうしょう





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